連日報道されているダイヤモンド•プリンセス号の新型コロナウイルス(COVID-19)について、これからに活かされる結果になってほしい。隔離失敗になるのだろうか。
実態
検体を採取してから、数日経過している状態で陰性と結果が出ても、それは、不確実なものだ。
検体を採取した日から、検査結果が出るまでの数日間で感染している可能性がある。
まして、船内でレッドゾーン、グリーンゾーンが明確に分けられていなかった以上、感染リスクは高いだろう。 厚生労働省は、船内感染管理は適切だと言っているが、実際にはそうではなかった。神戸大学の教授が実地調査をしたことで今回のことが明るみに出た。テレビの映像でも防護服を着た人と着ていない人が隣にいたり、横切ったり、すれ違っている場面を何度も見る。「百聞は一見にしかず」の良い例だ。
運
下船した方は、検体採取から結果が出るまでの期間で、運良く感染していなければラッキーだ。そして、その運を味方につけ感染も広まらないことが望ましい。
今後
しかし、今回もし、運で乗り切ったとしても今後のことを検討して、しっかり議論し、対処方法を明確に確立すべきだ。
日本以外の国では、船内で陰性結果が出て下船出来ても、国へ帰ったら、再び2週間隔離処置をされる。
乗船者の方には申し訳ないが、ウイルス拡大を防ぐ対処として、本来あるべき姿は、外国の処置だ。
各国
現在各国から日本の対処に注目が集まっている。このまま隔離失敗に終わるのだろうか。
2009年にインフルエンザが大流行した際、日本が1番死亡者を出さなかったのだから、出来ないことではないだろう。
オリンピックを間近に控えた今、日本への注目が集まっている中での今回の騒動。今後の日本経済の是非が問われるかも知れない。
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