普段何気なく食事をしていますが、食の大切さを身をもって知った時の話です。
これから述べる失敗をする方は少ないかもしれませんが、運動前には、何かしらエネルギーを摂ってください。
ハンガーノックの経験がある方は、その影響と大切さを実体験で思い知っていると思う。
私もそんな経験をした1人です。
失敗談
当時ロードバイクをやっていました。
食事を摂らずに、往復50kmを走行した。
折り返し点から10kmほど進んだ35km付近で事態は起こった。
足に力が入らない。
止まって、ロードバイクにまたがりながら足をつき、立っているのもままならない。
少ししびれた感覚がある。
おかしい、冷や汗が噴き出す。
お金は持ってきていない。
ポケットに飴が1つ入っていたので、それを食べ少し待つ。
かろうじて動けそうなのでペダルを走らせる。
必死にペダルをこぐ。
和やかな河川敷が嘘のように地獄のようだった。
なんとか家につき、財布から小銭を取り出し、家の前の自動販売機で糖分の多そうなジュースを買い、流し込む。
玄関に倒れこむ。
60分ほど経っただろう。徐々に回復しだした。
とても恐ろしい経験だった。それからは、500円玉を必ずファスナーポケットに入れ、軽食を持参するようにしている。
後にその症状を調べると、「ハンガーノック」ということが分かった。
エネルギー不足により、身体に異常をきたし、死にもつながるものだった。
長くなったが、このように人間が動くにはエネルギーが必要だ。
そのエネルギーは、食事から補給している。
まとめ
冒頭でも述べましたが、運動をする前には、必ずエネルギーを摂りましょう。
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