山の知識検定ブロンズを受験た時の話です。
山の知識検定とは？
山の知識検定（ヤマケン）は2011年度に始まり､2020年度は第10回目を迎えます。このヤマケンの目的は、山の知識を学ぶことによって山岳遭難事故を防止し、山の自然を守って楽しく山に登ることを提唱するためにおこなっています。しかし、山の知識は自然、歴史、運動生理、気象、技術、医学、芸術など極めて広範で深さがあります。そこで山の知識検定では、登山レベルに応じた知識の分野や幅、深さが提示されていれば、何を学べばよいかが明確になり自習もしやすいのではないかと考え、これらを提示し登山者の学習の動機付けをおこない、より楽しく、遭難事故を防ぎ、自然を守る山登りの実現を支援します。また、山の知識検定の開催実施を通じて、日本の国民的スポーツである登山の振興を図ります。
https://yama-kentei.org/
かなりマイナーかつマニアックな資格です。
取得しても完全に趣味の範囲。
山の知識としては意味あると思います。
個人的には、実際に使える内容(読図など)が身につくので受験して良かったです。
以下のコースがあります。
- ブロンズ
- シルバー
- ゴールド
ブロンズとシルバーは同時受験可能。
ゴールドは、シルバー合格者のみ受験可能。
勉強方法
受験2ヶ月ほど前に公認ブックの読み込みを2周。
山の知識検定公認BOOK 安全登山の基礎知識 増補改訂版 (日本語)
一応リンクを貼っておきますが、公式ページでも購入出来ます。(Amazonの方が高い場合があります。)
受験前日：公認ブックを再度読む。巻末に付いている過去問を100%採れるまで繰り返す。
実際のところサボりました
私は、受験2ヶ月前に公認ブックを土日の2日で2周して満足し放置。
受験日を忘れる。
そろそろかなと受験日を確認する。
受験日の1日前だと知り焦る。
急いで公認ブックを読み直す。
巻末の過去問を徹夜で解く。
ヘロヘロで受験会場へ向かうも、土地勘が無い場所なので迷う。
30分から1時間前につき、地図記号や雲の形を再度確認する予定だったが、遅刻。
受験結果
自己採点したところ、受かっているか落ちているかギリギリな得点でした。
あきらめて1ヶ月ほどたっただろうか。
仕事から、帰宅しポストを見ると封筒が入っていた。
差出は、山の知識検定からだった。
不合格通知を送ってくるとは律儀だなと思いながら封筒を触っていると固いモノが入っている。
封を開け一枚の用紙を取り出し、読んでみる。
合格していました。
問題で1番間違った内容
100名山の名前、地理的位置の得点が非常に悪かった。
これらの問題を見た瞬間終わったと思った。
おすすめ参考書・メディア
- 日本百名山(深田久弥著)
- グレートトラーバース
- 山の雑誌(山と渓谷、PEAKSなど)
深田久弥氏の日本百名山は、受験後に知識不足を痛感し読み始めました。
グレートトラバースは、普段から見ていました。
しかし、登るのが楽しそうな場所という認識くらいで、山の名前や地理的な位置は全く記憶に残っておらず。
見るときは、地理的な位置や山の名前も意識するとよいと思います。
雑誌は最新の情報が豊富です。受かってから読むようになりました。
受験理由
- 資格取得の意欲が出たが、受験が久しぶりなので手ごろなモノを取得してモチベーションをアップしたかったから。
- 山の知識を体系的に身につけたいと思ったから。
最後に
余裕をもって学習すれば基本的には合格できると思います。
最低3日あればなんとかなりますが、おすすめしません。
短期だと知識が定着しないので、受験後も復習を兼ねて公式ブックを何度か繰り返し読み実践に取り入れています。
会場は、事前に確認しておきましょう。
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも受験の参考になれば幸いです。
引き続き、シルバー、ゴールドと取得していきたいと思います。
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