登山を始めたばかりでザックと靴とハードシェル を購入したが、試着した時と実際に使用した時とのギャップを感じることありませんか?
特に靴は、快適でないとせっかくの楽しいはずの登山が、只々つらい修行のようなことになってしまいます。
靴ズレについて
ハイカットの登山靴は、靴ズレしやすいです。
普段の靴より重量があり、岩場を歩いても痛くないように外も中も堅牢に作られています。
重量があることと堅牢な作りな為、足との摩擦が大きくなります。
靴ズレは、その名の通り靴の中で足が少しズレることで摩擦を生み発生します。
個人により若干の差はありますが、だいたい親指の付根側面、小指の付根側面、カカトなどかと思います。
摩擦は、足の中で関節や出っ張っている一部分だけに集中的に発生します。
足は、靴より柔らかいので中で擦れれば大きな摩擦が生じて痛みを伴い、ひどい時には、皮がめくれてしまいます。
さらにハイカットの靴では、足を挫かないように足首のホールドがきちんとしている為、ハイカットの端が足首とふくらはぎの間あたりに当たります。
その周辺の皮膚は、靴のハイカット端部分より柔らかいです。
その為、ハイカットの端部分に接している皮膚が集中的に擦れて痛みを発します。
厚底シューズ
そこでおすすめなのがHOKAONEONE SPEED GOAT3(ホカオネオネ スピードゴート3)の厚底トレッキングシューズです。
※ 足首を固定したいという方には向きませんがハイカットシリーズもあるのでそちらをご検討、ご試着してみてください。
メリット
•靴ズレが発生しにくい。
ローカットな為、足首とふくらはぎ間に靴が接さない。生地も柔らかい為、足指、カカトの摩擦が弱い。
•軽い。
山用の靴なのに信じられないほど軽い。
登山靴には、岩場へ対応する為、靴底にプレートが入っているものが多くあるが、ホカオネオネは、プレートを入れずに、厚底にすることで軽量かつクッション性を高め岩場へ対応出来るようになっている。
•グリップ性に優れている。
通常のランニングシューズのラバーと異なり、登山靴で使用しているVibram soleの約30%向上版Megagrip(ビブラム メガグリップ)を採用しているのでグリップ性に優れている。
•安定性に優れている。
ソール幅が地面との接地部分に近づくにつれ、広がっているので、厚底なのにバランスを崩す感覚は無く、むしろ安定している。
•デザインカラーがおしゃれ
デメリット
•ローカットな為、足首が固定されない。
•消耗が早い(使用頻度により異なる)
厚底でクッション性を高めている為、週に2〜3回ほど使用すると1年程でクッション性が失われて寿命となる。
クッション性が無くなって来たら分かると思うので、その時が買い替えどきという分かりやすい点もある。
•防水性では無い。
サイズ感について
ホカオネオネ スピードゴート3は、普段靴のプラス1.0cm〜1.5cm程がおすすめ。
私の普段靴のサイズ
24.5〜25.0cm
足の大きさ(実寸)
24.0cm
ホカオネオネ スピードゴート3のサイズ
26.0cm
靴のサイズ感は、難しいですよね。
試着時には、24.5〜25.0cmを希望しましたが在庫無く26.0cmを履いてみる。
あれっ!なんかちょうど良いかも、店内を軽く歩き、試着用の階段、坂道を歩いてみる。
うん。26.0cmで大丈夫そう。ということで購入しました。
※個人差があるので、店頭にて実際に試着することをおすすめします。
使用感
購入して休日にロード10キロ山道10キロ程試し履き、翌週の休日に3キロほどトレランしてみました。
問題ない。というか快適。
これまで登山靴に限らず普段靴や、ランニングシューズなど、少し大きめだったり、ジャストのものを買ったり色々試しましたが、こんなにしっくりきた靴は初めてかもしれません。
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