理化学研究所と富士通が共同開発製作したスーパーコンピューター富岳(ふがく)。
2011年に世界一位になった「京」のおよそ40倍の速度で情報を処理する化け物コンピューターを作り上げた。
1秒当たりの計算速度は、約41.6京(京は1000兆の10倍)回。
2位の米国のスパコン「サミット」の約14.9京回の約2.8倍。
全ての部門で総合1位になったものは、世界で初めてだ。
- 「TOP500」・・・LINPACKの実行性能を指標
- 「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」・・・実際のアプリでよく使われるCG法のプログラムで性能を評価
- AI処理能力・・・低精度演算での演算能力を評価
- 「Graph500」・・・超大規模グラフの探索能力で計算機を評価(ビッグデータ分析などでの性能を示す)
4部門において、いずれも世界1位。
LINPACK・・・線型代数の数値計算を目的とした、行列およびベクトルの演算が実装されているライブラリ
新型コロナのワクチン開発や地震観測など幅広く使用されるとのことで、すごい速度で課題解決され、飛躍的に発展するのではないだろうか。
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