国内のマスクは、主に中国で生産されている。
中国のとある工場では、マスクが大量に作られている。その工場で生産されるマスクは、100%日本国内に輸出されるものである。
にもかかわらず、日本企業の株式会社ファースト レイトに出荷されるはずが出荷されていない。
最近になり、「弊社が生産するマスクは ” 国家応急備蓄物資 “に含まれているため、輸出をお断りしている。
中国国内用の備蓄品となり、生産している工程でマスクを素手で触り作業する状況になっている。
日本への出荷が決まっているのであれば、衛生面的にあり得ない状況になっている。
矛盾
中国政府は「マスクや原料の輸出に一切規制等をしていない」とはっきりと説明している。
しかし、実態は、出荷され手元にマスクが届かない以上、規制が図られていることがうかがえる。
マスクでの予防効果は、薄いとされているが、依然マスクの需要は高い。生産国の輸出規制をされてしまうとマスクを主に販売している企業にとっては、大きな痛手である。
株式会社ファースト レイト の主な事業
- 医療用器械器具・用品・理化学機器の輸出入・販売
- 福祉用具・介護用品輸出入・販売
- その他関連製品の輸入・販売
医療関連全般を事業領域としている。新型コロナで話題になっている、感染予防も事業領域だ。
本来、国内の現状にもっと対応できる可能性のある企業が、規制により足止めをされてしまうのは、事業への影響もさることながら、困惑ともどかしさがあるのではないだろうか。
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