新型コロナは、若年層の死亡リスクは少ない。
以前の記事でもその点については述べている。
しかし、感染者が回復した後も、身体に異常をきたしている方が存在しているようだ。
重症患者に多いが、軽症者でも症状が出ているようだ。
その症状が出ているのは、10代や30代の方も出ているとのこと。
症状としては、今まで不通に動いていた階段を登ったり、トイレに行ったりするだけで息切れをする。
倦怠感、胸痛、肺の痛み、記憶力の衰え、味覚の鈍化(酸っぱいものを食べても酸っぱいと感じないなど)
イタリアでは、新型コロナ感染者の3割が回復後の後遺症に悩まされているという報告が上がっている。
これが事実だとしたら、若年層も死亡リスクが少ないからと言って、新型コロナウイルスを甘く見るのは安易かもしれない。
現在の所、医学的には後遺症について研究が進んでいないため、その原因や、後遺症自体の証明も判断が難しい状況だ。
考えられる原因としては以下などがあげられている。
- ストレス
- PTSD(心的外傷後ストレス障害)
- ウイルス感染による脳への感染とダメージ
- 不安症
- 不眠
これから、研究が進められるが、これらの後遺症が長期間残る可能性がある。
東京都の一部地域では、特別定額給付金とは別に感染者の方に10万円の給付が行われているが、お金欲しさに安易に感染しに行くことはやめておいた方が良いだろう。
コメント