適塾
ドラマJINで知り、坂の上の雲の著者司馬遼太郎氏の本にも登場している。
緒方洪庵に興味を持ち大阪中央区の蘭学塾へ。
入館料260円
ここは、一万円札でもよく知られる福沢諭吉氏が学んだ蘭学塾だ。
資料を写さなければ撮影OK。
想像していたものより立派で広い。
二階に解剖図の資料や文法教科書「ガランマチカ」、「セインタキス」、辞書「ヅーフ•ハルマ」についての説明と資料。
文法教科書2冊を終了し、はじめて会読に参加することが出来る。
会読の予習時にも、他の塾生に質問や相談することは許されていなかった。
辞書は、ヅーフの部屋に置かれているが一部しか無く、持ち出しも許されていなかったため、部屋の灯りが灯り続けていたという。
狂気の学び場だったという事が、塾生大部屋にある中央柱の刀痕から伝わる。
塾生だった福沢諭吉氏の資料も多くあった。
「福翁自伝」には、適塾の学び場について切磋琢磨してと書いてある。
互いに励ましあって教え合っていたととってしまったが言葉の意味に教え合うなどは、書かれていない。
切磋琢磨:《名・ス自》学問・道徳に、励みに励むこと。また、仲間同士互いに励まし合って向上すること。
大阪市中央公会堂
無料。
適塾から徒歩5分。
岩本栄之助の寄付により建設された。
優秀な建築家に競わせて建築に至った。
寄付した当人は、第一次世界大戦の異常景気に相場で大損失をし、完成を見る前に自殺した。
陸軍で日露戦争に行っていたということで、坂の上の雲に出てきているかもしれない。
中は、レテロな自動ドアがカッコいい!何度も出入りしてしまった。地下には、昔の消火栓、レンガ強度試験の跡、中央公会堂資料館がある。
上階は、ステンドグラスのある大部屋がある。
撮影は、基本的に禁止されており事前申請が必要。
https://osaka-chuokokaido.jp/inquiry/
その他情報
冬は、プロジェクトマッピングのイベントが開催されており、インスタスポットにもなっている。
また、川を渡ったところにおしゃれな飲食店があり、テラス席からは、川を挟んで中央公会堂が見れる。
飲食店の年齢層は10代~20代前半の方が多く、昼食の時間帯は比較的混んでいるが、席は確保できるほどだった。
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