3月いっぱいでジャニーズ事務所を退社、退所すると 2020年2月21日に 会見した。
ご自身で司会進行を行い、入りのシーンなどを真剣な会見風に装って笑いをとっていた。実際には、真剣な内容なはずだが、笑いをとってその場の雰囲気を変えてしまう。
その際の一説で印象に残ったことを記載する。
記者会見での一説
記者に、各メディアから、SMAPメンバーが不仲だと報道していたことについて、実際のところどうなのでしょうか?と聞かれた際
中居さんは、よくご存じでと笑いを誘いつつ、「本人たちがわかっていればいいんじゃないですか」と言っていた。
そしてポケットから何か小さな小瓶を取り出したシーンでは、ジャーニーさんのお葬式に行けなかったため、滝沢さんが、持ってきてくれたものだそうで、小瓶の中には、ジャーニーさんの骨が入っている。
中居さんは、「何があるか分からないじゃないですか」「持ち歩いていますけどまだ効果はない」と笑いをとりつつ、「いいですね、今の話で2分持ちました」と言っていた。
自身で会社を設立し、「のんびりの会」という社名だそうだ。
「時には甘く、時には甘くで見守っていただきたいと思います」と述べてしめていた。
思ったこと
大切
34年間ジャーニー図事務所に所属しながら芸能活動を行ってきたからなのか、元々の人間性なのかは、わからないが、「本人たちがわかっていればいいんじゃないですか」「不仲でいいんじゃないですか」は、ごもっともだと思った。
他人の目を気にしていても仕方ない。批判したい人は、させておけばよい。
若いうちは、なかなかそう思えずに苦しむこともあるかもしれない。でも、何も思い詰める必要はない。
批評をしたがる人は、世の中に多い、まして、報道、メディアは、そのようなことを取り上げて飯のタネにしている部分が多々ある。
もちろん悪いことだけではないが、人の不幸に興味を持つ人が多いと思う。
これから先、どのような時代になろうと、本人たちがわかっていればいいということは、ずっと変わらない大切なことだと思う。
本人たちがわかっていることが真実なのだから。
あたまでは、分かっていても、中居さんのあの記者会見のように、何の無理もしているように感じずに、スッとあの発言が出る人は、あまり多くないないと思う。
本当のお守り
ジャーニーさんのお骨を小瓶に入れて持っていることに中居さんは「何があるか分からないじゃないですか」と言っていた。少しのよりどころになるものがあるのは良いと思うし、なんだか、本当のお守りのように感じた。
長い年月を共に過ごすと、いざその人と別れが来た際に、自身では思ってもいない程、頼りにしていたり、お世話になっていたり、何かを無意識に学んでいたりすることに気が付く。
一緒にいるときはなかなか気づかないものだ。
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