序
検察庁法改正案で、渦中の人となった黒川氏が、賭けマージョンを行った事が報じられ、行ったと認め、数日で辞任することとなった。
2020年5月21に安部首相に辞職願いを提出した。
翌日5月22日の閣議で決定され正式に決定される見通し。
賭けマージャンなど表ざたになっていないだけで行われていることだろう。
今回表ざたになったのは、渦中の人であり、注目を集めていたために発覚したのだろう。
そもそも、今回の定年延長の件は、黒川氏自身望んでいたのだろうか。
政府が希望していただけで、黒川氏自身は、勝手にやっていてくれといったことかもしれない。
なぜか、話に巻き込まれ騒がれ、注目を浴びてしまった。ということであれば、ストレスは大きいだろう。
発散で気の知れた中で、マージャンをしようという気にもなるかもしれない。
ただ、コロナの現状と、渦中であるという自覚を持っていれば、もう少し注意して行動できたのではないだろうかとも思う。
かけマージャンの罪
- 50万円以下の罰金
- お金が絡んだ時点で、罪に問われる。
- その場で発生した交通費や、飲食費等は、この限りではない。
仕事のあり方
安部首相が黒川氏がいなければならないということで、異例の定年延長で検事長の職にとどまらせたようだ。
しかし、どの仕事にも思うが、その人1人がいないと回らないなどといった職が存在するのだろうか。
個人事業主で従業品が数人しかいない、なにも情報を共有していないとなれば、仕事が回らなくなる可能性は大いにある。
しかし、今回は、東京高等検察庁という政府機関である。規模が違う。
政府機関でなくとも人1人辞めたら回らなくなるような企業、団体が存在するのだろうか。
おそらく存在しないだろう。
誰かが欠けてもたいていは、誰かが代わりにこなすことになる。
もし、その人1人が欠けるだけで回らなくなるというならば、さっさとその人を辞めさせたほうが良い。
情報を共有し、後継者を育成し、引継ぎ等を行うのは、企業、団体の成り立ちだと考える。
企業とは、持続永続的に成長していくことを念頭に行うものだろう。
様々な要因で、それが実現できなくなることがある。
しかし、人1人が欠けるだけで、業務存続が危ぶまれることなどあってはいけない。
それは、1人が業務を独占しているということだろうか。
1人が、何かを独占して行うことは、そもそも、あってはいけないだろう。
歯車が、1つ欠けたことで、総崩れを起こしてしまうのなら、遅かれ早かれ、終わることだろう。
そんな、非常時のからくりトラップみたいなところは、あってほしくない。
疑問
なぜ、首相は、黒川氏を異例の定年延長で検事長にとどまらせたのか、何か目的があるのか。
「軽率にすぎるもので猛省」これは、本人の言葉だろうか。
現役、かつ渦中の検事長がこんなことをするとは信じがたいところだ。
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