ネット内での誹謗中傷について言論の自由をはき違えているのでは?
言論の自由があるとしているが、そもそも言論の自由は、真理に近づくために必要と考えられそのようになっている。
何でもかんでも発言をしてよいというわけではない。
メディアに出ている方を、誹謗中傷することは、大いにあり得る。
しかし、それを正とするわけではない。
まして、それにより、命を絶っていることを考えると大きな問題だ。
命を絶っていなくとも名誉棄損や侮辱罪にあたることが考えられる。
若年層の未熟な方が、匿名で好き勝手発言してしまうのは、なかなか防ぐことが困難だろう。
番組側の構成をもう少し配慮すべきだったかもしれない。
本当にSNSにより、匿名での誹謗中傷が簡単になったために起きたのか?
たしかに、身近になった部分はあるかもしれない。
しかし、SNSでの法律を制定したところで、根本的なものは変わらないだろう。
昔、ヨーロッパでは、魔女狩りなどがあったが、その時にはSNSなど存在していないだろう。
噂話や人の悪口は、好きな人が多いのではないだろうか。
それだけ、暇なのだろう。暇だから、そんなにくだらないことを考え、なにも生産しない誹謗中傷が発せられるのだろう。
何か問題がある人がいるのであれば、理路整然とよろしくない点を説明、指摘すればよいではないか。
そして、良い方向へ導いてあげればよい。
人を追い込んで何になる。
思考もボキャブラリーもないから、「死ね」「消えろ」などの単語しか言えないのだろう。
これは、誹謗中傷というよりもただの暴力だ。
何が大切で、何が問題なのか、冷静に考えるべきだ。
誹謗中傷について法律を制定するのか。
それで、根本的なことが本当に改善されるのか。
未成熟者へは、きちんとした教育が必要だろう。
自身がされたらいやなことを匿名だからと他人にしてよいのか。
体は、大人になっていても精神は、未成熟な方も多いだろう。
特に日本は、集団心理が強い国民性だと思う。
誹謗中傷する人の割合が多ければ、それだけ便乗する国民性だ。
自分の意見や考えもなしに、ほかの人が好き勝手言っていることに便乗して何が楽しいのだろうか。
粋がっているつもりなのか。責任も何もとらない発言には、なにも存在しない。
とても空虚なものだ。
人のことを誹謗中傷している暇があれば、自分自身が成長したほうが良いのではないだろうか。
誹謗中傷が出そうになったときに、相手は、どのように考えてそのような行動や発言をしたのか客観的に考えてみればよい。
一概に誹謗中傷を発することはできないはずだ。
人それぞれ、大切にしているものや考え方が異なるのだから。どうしたら「死ね」、「消えろ」などのひどい発言や書き込みができるのか不思議でならない。
しかし、責任をとる大人が少ない世の中だから、そうなっても仕方ないかもしれない。と思ってしまう自分がいるのが残念だ。
人間が未成熟である以上、今回のようなことはずっと繰り返す。
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