デジタル一眼ミラーレスカメラ購入の経緯
カメラ初心者が書いた記事です。不足な点などあるかと思いますが、予めご了承ください。
以前から、一眼レフカメラは欲しかった。というより、持っている。
持っていると言っても、10年近く前の古い機種を中古で安く購入した。
購入した型落ちの一眼レフは、大きく重く、映像は撮れない。
キットレンズで風景や街の撮影は問題ないが、望遠やマクロなどは無くこれならiPhoneで良いじゃん?
ということで、写真を撮るのは好きだが、だいたい手持ちのiPhone 7で撮っておしまい。
iPhoneは携帯性に優れており、小さな画面で見る分には画質も特に問題ない。
そうなると、よほど写真が好き、良い写真が撮れる、または仕事でない限り、極力身軽に行動したい私が重くて大きい一眼レフなんて持ち歩くはずがない。
そんな形で中古で購入した一眼レフはほとんど使用せずに押入れの肥やしとなっている。
しかし、Youtubeをはじめて自然の動画を撮ろうと試みているがiPhoneでは限界を感じた。
iPhoneでもとても上手にとっている方は、おられるので単に技術不足やツールの使用等を怠っていることが原因かもしれない。
GoProも持っているが何か違う気がする。その名の通りアクションの激しいモノなどには間違いなくGoProだが、自然や、生き物の動画は用途が異なっている気がする。
広角だったり、強力な手振れ補正、バッテリー持ち、携帯性どれも最高だが、ズーム機能は無く、花や生き物をアップにして撮影するには向いていないと思う。
これも、私の技術や知識不足なだけかもしれない。
Youtubeで見るきれいな映像はだいたい一眼レフが使用されている。
過重労働のさなか、私もきれいな映像を撮りたいなと考えていた。
過重労働がひと段落し、給与を見ると鼻血を出しながらも頑張った甲斐があったのか、少しまとまったお金が入った。
そこで、きれいな映像を撮りたいなと悶々としていた気持ちを鼻血の代償と自分へのご褒美ということを口実に開放することに。
ネットで購入してしまおうと思ったが、中古で購入した一眼レフカメラで痛い目を見ているのでまずは某家電量販店に足を運んだ。
初めに購入しようとしていたデジタル一眼ミラーレスは、富士フィルムの「X-S10」「X-E4」のどちらかの予定だった。
どちらも最近発売されたもので、小型軽量でスペックも個人的には満足できるであろうモノ。
実際の商品を見るまでは、間違いなく小型軽量の「X-S10」、「X-E4」のどちらかだった。
実際の商品を見てみて
間違いなく「X-S10」、「X-E4」は小型軽量で映像もきれいに撮れるだろう。
しかし、シャッターを押した感じがなんだかピンと来ない。(抽象的ですみません)頑丈ではなさそう。
精密機械なので丁寧に扱うのは当然かもしれないが、山を登りながら使用することを考えると少し不安を覚えた。
カメラには防塵防滴が備わっているものとそうでないものがある。
今回候補に挙がっている「X-S10」、「X-E4」はどちらも防塵防滴仕様ではない。
辺りを見渡し、「X-T3」、「X-Pro3」、「X-T4」というかっこいい機種を見つけた。
いずれも防塵防滴仕様だ。
「X-T3」は、「X-T4」より1つ古い機種で「X-S10」、「X-E4」と似た価格だった。
「X-T3」は手振れ補正がないとのこと。
「X-Pro3」も手振れ補正は無く、液晶画面も閉じて使用することがメイン?の玄人仕様。
素材もチタンを使用しており、プレミア感が凄い。素人で手振れの心配がありキットレンズも無いのでちょっと手が出ない。
ある程度カメラを経験して色々とわかっていれば、無理してでも「X-Pro3」にしたと思います。
やっぱり堅牢性耐久性が良いものは、私としては優先度が高いです。
「X-T4」は、1年ほど前に発売されたもので手振れ補正が付いている。
実際に写真を撮ってみるとなんだかプロっぽい写真が撮れた。色見とボケがなんだか良い感じ。
防塵防滴仕様について
内部に水滴やホコリが入らないように設計されたもので、天候を選ばずに撮影ができるというメリットがある。
対応気温なども-10℃などの記載があり冬の山でもある程度は使用できそう。
アウトドア用品でよくみられる防水規格のIPコードの記載はないので、防水ではないのだろう。どこまで耐えられるのかは不安なのであまり過信しないようにしようと思う。
手振れ補正の有無について
初めは、三脚使って撮ればよいだろうし、なくてもいいだろうと思っていました。
しかし、生き物の予測不能な動きに三脚で対応できるのか?と疑問が浮かび自問自答する。
答えは否、多分無理だと思い「X-T3」は候補から外れた。
同じく「X-Pro3」も手振れ補正がないが、堅牢・耐久性は捨てがたいが候補から外れました。
コレクションとしても価値が出そうでとてもほしいけど・・・。
カメラをやっている方は、脇を締め呼吸を止めてブレを抑えるようですが、写真ならまだしも動画では難しそうだし、機械に頼ることになるけどすぐにでも思っている動画を撮ってみたいという気持ちが優先でした。
一旦検討
高価なモノなので買いたい欲求を抑え、いったん帰宅し再度検討することにした。
他のカメラとの動画や写真を比べて思うのは、色見はやっぱり富士フィルムが好みということ。
本当に必要か?今までの自分の傾向は?元は取れるのか?など自問自答してみる。
本当に必要か?
多分なくても大丈夫だが、当分買いたい欲求は付きまとう。何度も検索し時間を無駄にする。
あったら表現の幅が広がるのではと夢見ている。
今までの自分の傾向は?
高いものは、さんざん悩んで検討した挙句、買わない。
そしてあの時、買っておけば○○ができたのでは?やっぱり買っておけばよかった。と思う場面が訪れる。
元は取れるのか?
Youtubeで儲ける?そんな大層な元の取り方ではありません。
まずは、購入したものを使うか楽しめるかというレベルです。
ちゃんと使用するのか?
⇒iPhoneとは異なった映像や写真が撮れるなら使うと思う。
重さは苦にならないか?
⇒iPhoneと違う映像、写真が撮れるなら大丈夫だと思う。
大切にしすぎて使わないなんてことないか?
⇒ありえるが、元は取りたいので、大切に慎重に扱うが、モノに操られない用にはしようと思う。
楽しめるのか?
⇒iPhoneとは異なった映像や写真が撮れるなら楽しめる。花や生き物のアップの写真や映像が取れれば楽しめると思う。
他のカメラも見てみる
翌日再び某家電量販店へ行き「Sony」、「Canon」、「Nikon」色々とみたスペックは、「X-T4」よりも優れたものは存在する。
しかし、私は、スペックも欲しいが、「X-T4(シルバー)」のクラシックなデザインがとても気に入ってしまっているようだ。
一眼レフカメラはどれも黒のものが多く、似た形に見える。
光の入り具合等も影響するのかもしれないがプロではないし、そんなこと気にするより自分が気に入ったカラーのものを持った方が愛着も沸くだろうと考える。
お店の人に教えを乞う
お店の方に色々と聞いてみる。スペック、画素数が異常に多いものがあるがなぜ?レンズはセットなのかなど。話しているうちに店員さんからフルサイズとAPS-Cという言葉が出てくる。
???フルサイズ?APS-C?何それ?というレベル。
フルサイズはAPS-Cと比べ面積が広く光をより多く集めボケ感等に差が出るとのこと。
中盤、フルサイズ、APS-C、スマホとそれぞれセンサーの現物を見せてもらい明らかに違うことが分かった。
中盤は手が出ない価格。
プロはフルサイズを使用していることが多いとのことで心揺れる。頑張れば手が出るが、必要性を感じない。
APS-Cで十分なのでは?という結論に至る。
作例を見せてもらう
お店の方に花や生き物のアップの動画を撮りたい、あと野鳥もアップで撮りたいと伝える。
撮りたいものが決まっているのは珍しいとのことで、花や生き物であればマクロレンズの新しいものがおすすめとのこと。
・・・14万円・・・いや無理っす。
それなら古いけど8万円程のものがあるとのことでそのレンズ(XF60mmF2.4 R Macro [フジノンレンズ 60mm/F2.4 富士フイルムXマウント])の作例を見せてもらう。
うん、もう少しアップに取りたいけど大丈夫かもと思いそのレンズの購入を検討する。
野鳥の方のおすすめを聞く。
XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR [フジノンレンズ 70-300mm F4-5.6 富士フイルムXマウント]を薦められる。
10万円ほど。
カメラとレンズどちらも買うのは難しい。
悩んでいるとキットレンズはあった方が幅が広がるとのこと。単品で買うと野鳥用のレンズと変わらない値段だけど、ボディとセットなら5万円ほど安くなるとのこと。
う~ん、なら買っとこうとなる。
他に必要なアクセサリーを聞く
液晶保護フィルター、レンズ保護フィルターガラス、カメラケース、レンズケースがあれば良いとのこと。
メンテナンス用品
アクセサリー類を見ているとメンテナンス用品に目が行った。必要なアクセサリー類を聞いた店員さんはいなくなっており、別の店員さんに必要なモノを聞く。
レンズペン、レンズクリーナー布巾、ブロアーとのこと。
購入品(必要なモノ1)
富士フィルム X-T4(ボディ)×1
XF16-80mmF4 R OIS WR(キットレンズ)×1
XF60mmF2.4 R Macro×1
液晶保護フィルター×1
レンズ保護フィルターガラス(MARUMI)×2
SDカード(128GB)×1
カメラケース(マンフロット)×1
レンズケース(Macro用)×1
レンズペン(HAKUBA レンズペン3)×1
レンズクリーナ布巾(S)×1
ブロアー(ペンギンの)×1
追加購入品(必要なモノ2)
防湿庫(トーリハン47リットル)×1
防カビ剤(HAKUBA)×5
SDカード(128GB)×1
SDカードケース
ミニ三脚(レオフォト)×1
防湿庫と防カビ剤について
革のストラップが欲しくて検索していると関連商品に防湿庫というものが出てきた。
さらに調べてみるとカメラはきちんと管理していないとカビが生えるとのこと。
急遽防湿庫を購入し一安心したところ、乾燥に強いカビも存在するとの情報を得たので防カビ剤を予備を含めてまとめて購入。
めっちゃお金飛んでく~
こんなの絶対に必要じゃん・・・店員さんなんで教えてくれないの(泣)と思いました。
プラケースに乾燥剤と防カビ剤を入れて管理する方法もあるみたいです。
そちらの方がだいぶ安価で済みます。
買ってみて思うこと
カメラって一式そろえようとするとずいぶん高くつくのね。
20万円~25万円ほどを想定していたのだけど、ずいぶんオーバーしました。
明細は、怖くて確認していません。
完全に形から入っているため、割高になっていると思います。
防湿庫で言えば「プラケースに乾燥剤+防カビ剤」のように、多分もっと抑えられるとは思います。
レンズでは、別メーカーのレンズをマウントできる接合機があり、それと、タムロンというレンズなど比較的安価で機能も優れているものが存在しています。
マクロも望遠も正規品より優れているものもあるようで、その情報を先に知っていれば、そちらを購入していたと思います。
ただ、他メーカーのレンズのマウントについては、カメラが故障した際メーカー保証の対象外になるようです。
写真と映像について
まだ、ほとんど撮れていませんが、iPhoneでは撮れない写真や動画が少しは撮れているかなと感じているので少し安心しています。
しかし、それにしても高いなと思います。
今のところ元が取れるかは自身がありません。
更にお金がかさむことしか考えられません。
キットレンズでも「あれ?写真撮るの上手いんじゃね?」と錯覚するような感じに撮れます。
しかし、公園で鳥を撮ろうとズームしてみるが理想の所までズームできません。
キットレンズ物足りない、やっぱり望遠レンズが欲しい。という状態です。
最近知ったワードで「レンズ沼」というのはこう始まるのかと思いました。
マクロについては、はじめオートで撮影してみましたが、キットレンズと何が違うん?という感じでした。
手動でズームし撮影したところ、キットレンズとは明らかに違ったモノが撮れ安心しました。
そのうち、写真や動画をアップしていければと思います。
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