2020年2月15日現在、中国武漢を中心に新型コロナウイルス(コビッド19)が驚異的猛威を振るっている。
世間でも新型コロナウイルスの問題でもちきりである。
そんな中、アメリカでは、2019年10月~2020年2月現在、インフルエンザが大流行している。
新型コロナウイルスのニュースでもちきりとなり、本件を認識されている方は少ないのではないだろうか。
アメリカでは2200万人がインフルエンザにかかっており、死者は12,000人を超えている。今後、死者数は更に増え2万~3万人になると推測されている。
新型コロナウイルスの現状
中国
感染者:66,493人
死亡者:1,524人
回復者:8,000人
世界
感染者:6,7088人
死亡者:1,526人
回復者:8,279人
テドロス氏への疑念
冷静に考えてみるべきではないだろうか。
WHOテドロス氏の発言は、本心と策略が入り混じってのものと考える。
確かに世間では、新型コロナウイルスの報道でもちきりになっており、意識は、そちらに行ってしまうだろう。
しかし、事実を確認してみると、新型コロナウイルスの感染者、死亡者よりもアメリカでのインフルエンザ感染者、死亡者の方がはるかに多いのである。
満更でもない(本心)
WHOのテドロス氏は、中国での対策をほめている件について世界各国から非難の声や、辞任要求のアンケート投票が始まっている。
しかし、アメリカ本土でのインフルエンザ感染者と死者の数値を考えると満更でもないように感じる。
アメリカでは、比較にならない人数の感染と死者が出ている現状なのだ。
人の心理を利用?(策略)
また、テドロス氏は、人の心理を考慮して、中国を褒めている可能性も考えられる。
「豚もおだてりゃなんとやら」ということわざがある通り、良いことを感謝したり、褒めたりすると、実際には、行っていないことでも意識して行い、結果として、良い方向へ進むことがある。
日本では、コンビニエンスストアのトイレでの「いつもキレイにご利用ありがとうございます」といった張り紙がをよく目にすると思う。
あの張り紙があることで、実際にキレイを意識して、衛生を保つ効果がある。
テドロス氏は、このように考えているかは不明だが、心理に語り掛けている可能性は否定できない。
中国が公表している人数が本当なのかも定かではない。中国を褒めることで、「実際にはもっと多い感染者がおり、もっと対処している」という話も浮上してくるかもしれない。
まとめ
一人一人が冷静に情報を収集し、正しい判断をすることが求められるだろう。
報道が過熱しており、すべてを鵜呑みにしてしまうと冷静な判断が困難になってしまうと思う。
新型コロナウイルスの致死率は約2~3%である。対してアメリカで流行中のインフルエンザの致死率は、約1.8%である。
もちろん基礎疾患などで人によりその確率は異なるが、新型コロナに意識が集中しすぎている気がする。
もちろん、感染しないように注意することは必要だ、感染者は広めないことを意識することも大切だ。
しかし、マスク等も買い占める必要はない。使用する分を確保すればよいのだ。当たり前のことだが、突然、消費が増えれば、生産が追い付かなくなる。一人ひと箱購入すれば1ヶ月はもつだろう。
消費が増えれば、それに伴って生産も増える。買占めにより突然消費が増えなければ、生産準備の時間が設けられる。
また、現在マスクに限らず多くの生産を中国に頼っている。
そのため、今回の新型コロナによる影響で多くの一部上場企業で生産に大きな影響が及んでいる。
これは、生産拠点を分散してあらず、中国に集中していた為である。リスクを考慮し、別の拠点を確保できていれば今回のような事態には陥ってはいないだろう。
東京首都圏直下型地震が来た時に対応できるのか。
各企業が、本当に最悪の事態を想定し事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)はできているのか疑問である。
何か問題が起きれば、問題の起きた人、地域、国を非難するのではなく、世界が一丸となって対策するSDGsの時代ではないのだろうか。
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