新型コロナCOVID-19イタリアの致死率原因ドイツと比較

現在、致死率が最も高いのはベルギーです。

同じヨーロッパの中でも新型コロナの致死率に大きな差が出ています。

イタリアは13.9%と高い。

逆にドイツは、4.47%。

月日の経過と共に致死率が上がってきている。

2020年3月23日時点

国	感染者	死者数	致死率
イタリア	53,578	4,825	9.006
ドイツ	23,921	92	0.385

※2020年3月23日時点

この時は、イタリアが世界で最も致死率が高い状態、ドイツは、感染者の多い国の中で最も致死率が低い状態でした。

2020年5月13日時点

国	感染者(人)	死者数(人)	致死率(%)
イタリア	221,216	30,911	13.97322
ドイツ	173,274	7,755	4.47557

※2020年5月13日時点

検査母数があいまいなため、明確な情報はどこにもないのが現状です。

各国で全ての国民に検査を実施して初めて、正確な致死率が判明します。

ただ、現状、それは現実的ではないです。そのため、今ある情報では、致死率は高いということです。

イタリアとドイツでの習慣や高齢者率などを比較してみました。

結論
生活習慣の比較

結論

ドイツは、以前から今回のようなウイルスパンデミックを想定して、準備を整えていたことが大きな差につながったと考えられる。

ドイツが8年前の2012年にSARSを例にした非常に具体的な準備は、以下を参照してください。

市民保護2012年のリスク分析に関するレポート

更に普段の生活様式において挨拶、食生活、清潔度、レジでの並び方の差が大きな要因ではないかと思います。

高齢者率は、イタリア、ドイツで大差がなく日本の方が圧倒的に高い(28.5%)です。

日本のあいさつ(会釈)は、トランプ大統領もおっしゃっているように最先端を行っているかもしれません。

生活習慣の比較

※赤マーカー：差異、黄色マーカー：若干差異、青マーカー：共通

生活様式
項目	ドイツ	イタリア
掃除	毎日掃除し綺麗好き。	毎日掃除し綺麗好き。きつめの消毒薬を使用する。 ※基本的に綺麗好きだが、冬場や寒い季節は、シャワーを控える。(イタリアの家は、寒い季節はかなり冷える為)
レジの列	行列できない。後ろの人の物が少なければ先を譲る逆に自分の買うもの物が少なければ、先に行かせてくれと言ってくる。	行列が出来やすい。お客さんが山ほどいても空いているレジを開けない。自分の勤務交代時間になったら、並んでいる人がいてもレジを閉める。それに対してお客さんは、文句を言わない。
鼻をすする	NG。鼻水は汚いもので外に出すものという考え。	NG。鼻水は汚いもので外に出すものという考え。人前でも思い切り鼻をかむ。
クシャミ	手で覆うのはNG。服で覆う。マスクの習慣なし。	手で口を覆う。マスクの習慣なし。
食事	昼食にたくさん食べる。ジャガイモ大好き。ソーセージの種類が豊富。肉料理が好き。	食べたいものを食べる。昼食に食べたい物がなければ、夕食まで食べないこともしばしばある。
挨拶	ハグまたは握手。初対面やまだ数度しか会っていない人には握手。	ハグとキス。
仕事	朝早く始業し、夕方早く終業する。仕事の質を重視で遅くまで残業する人は仕事ができない人とみなされる。残業した時には、別の日に早く終業する「労働時間貯蓄制度」がある。	定時出社定時退社。
店	日曜日は基本的に営業していない。	日曜日、月曜日定休が多い。
国の総人口高齢者率(%)	22.7	24