初動が遅いと思われた方は多いと思います。
報道者のあるまじき行為という声もよく耳にします。
確かに、今回の件は、初動が遅いと思います。
しかし、彼だけに問題があるのでしょうか。彼だけに責任を取らせ、それで良いのでしょうか。
対個人を責めるのは簡単ですが根本的な解決になるのだろうか。
富川アナは、発熱した際に、番組チーフプロデューサにホウレンソウしている。
チーフプロデューサから周囲へは情報が降りていないようだ。
情報がそこでストップしてしまっては、他の方は知ることができない。
結論
社全体の責任だと思う。
富川アナにも落ち度はあるかもしれない。現に彼自身非を認め反省の旨を述べている。
しかし、全面的に彼に非があるとも考えにくい。
なぜなら、彼は初動の報告を報告すべき相手(番組チーフプロデューサ)に行っている。
上が問題ないと判断し行けと言われれば行く風習は今も残っているだろう。
※今回の現場が、この風習なのかは定かではない。
個人の判断で欠勤することも言えない世の中は存在する。
個人で責任感が強いがために欠勤しないこともあるだろう。
どうすればよいのか
現在の新型コロナ感染状況では、「普段であれば些細なことでやり過ごす内容でも、気にしすぎるくらいで丁度よい」ということを、個人はもちろん、周囲や関係者、企業全体として再認識する必要があるだろう。
そして、ストップと言える存在が必要だ。
更に、個人だけの問題ではないということの認識も必要だ。
2020年4月15日、富川アナがラインで報告をしたチーフプロデューサーと番組スタッフの2人が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになっている。
新型コロナの懸念がある欠勤については、2週間以上という長期に及ぶ可能性がある。
そのため、溜まっている有給休暇だけでは休暇を確保できない場合が容易に想定できる。
国からではなく、各社毎にコロナ予備休暇などの制度を設けて柔軟に対処する必要があるだろう。
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