職員への夏季ボーナスを全額カットするとしていた東京女子医科大学が一転してボーナス支給を検討しているとのことだ。
退職希望者との意思確認は明確に行われてはいなかった。
内情としては、新型コロナウイルスの影響による収支悪化のため、連縁では6月に支給していたボーナスを見送っていた状態。
現状では、夏季ボーナスは支給できないが、新型コロナ感染症に対応している方々には、その激務に感謝のすべく8月を目途に何かしらの手当てを支給する方針だとのことだ。
また、理事長室の移転に6億円を投入することについて非難の声も上がっていたが、それについては、建物の老朽化にタイ追おうするためであり、延期はできないとしている。
移転するのは本部事務部門と理事室とのことだ。
東京女子医科大学労働組合は、今回様々な報道されているが、夏季ボーナスのカットが理由で退職者希望者で出ているわけではないとしている。
大学理事会の姿勢「教職員を大事にしない」に失望し、働き続けていく展望を見いだせなくなったことが原因などとしている。
職場へ失望と働き続ける展望が見えないというのは、ボーナス全額カットよりも厳しい現実のような気がする。
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